万座温泉ホテル 群馬県


様々な泉質の湯が掛け流しで楽しめる、温泉三昧、万座!
万座温泉ホテル
日付:2004年5月4日
場所:〒377-1500 群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉 
電話:0279-97-3131
泉質:酸性硫黄泉を含む27種類の泉質
お湯の色:乳白色  湧出量:1日540万リットル(万座温泉全体で)
風呂の種類:内湯 5 露天風呂 3 
料金:1泊 18,000円 URL: http://www.manza.co.jp/

2004年のGWは、福島の野地温泉に始まり、群馬の万座温泉で終わる。(野 地温泉についてはメルマガのサンプルにあります)どちらも源泉掛け流しで、泉 質は硫黄泉(白濁)。多くの温泉ファンが訪れる。

万座温泉は、群馬県の草津温泉のさらに上、標高1800Mにある。白樺の山を 越えて万座温泉区域に入ると硫黄の臭いがすごい。あちこちに噴気孔があり白い 噴煙が立ち上がっている。日帰りの客も多く訪れるため、フロント前はかなり混 み合っている。そして館内は広い。日帰りや立ち寄りの人も多い。

部屋へ通されたが、係りの人(仲居さん)は来ない。思い起こせば、源泉掛け流 しの旅を始めてから、仲居さんのいる旅館へは泊まることはすっかり少なくなっ た。もちろん、露天風呂付き客室なんてもっての他だ。いや、湯量が豊富な宿は 問題ないが、湯量が少ないのに無理して露天風呂付き客室を作って客を呼び込む 宿は眉唾ものだ。いずれにせよ泉質が最高に良い源泉掛け流し温泉旅館は、温泉 以外のファクターにあまりお金を掛けないのである。だから食事にもあまり大き な期待をかけてはいけない。5月だが外にはまだ雪が残る。

 


さて、まずは風呂だ。「長寿の湯」という泉質や温度が異なる、5つの湯船が集 まった大きな内湯へ。2つの半露天風呂を併設。湯温は熱くなくちょうどよい。 場所によっては結構ぬるかったりする。これなら子供も安心だ。

細かい湯の花がフワフワ舞っている。湯口からお湯をすくってなめてみると苦味 のある酸味が口の中に広がる。「苦湯」という湯船もある。湯船ごとに名前がつ いていて効能が異なる。5つの湯船をあっちへいったりこっちへいったり、飽き ない。

バルコニーに2つの湯船が置いてあり半露天だ。ただしそれぞれ大人3人がよう やく入れるくらいの大きさ。小さい湯船の場合、前の客が出たら、まずは湯船の 縁に腰掛けて足だけをいれてしばらく待つ。何を?湯船がお湯で一杯になるまで 待つ。溢れそうになったら入る。そしてザバーっとお湯を流す。前の人の髪の毛 や皮脂もこれで流れ出すのだ。この繰り返し。たまご臭と湯気が立ち込める中、 しばらく恍惚。これだけ人がいるとさすがの子供たちもいい子だ。

また、万座の硫黄泉は硫化水素が含まれているのでめがね、時計などの貴金属は外 してはいらなくてはいけません。金属部分が黒く変色することがあります。今回 同行のY君(私の弟)のメガネの金属部分が真っ黒になった(笑)

だくだく汗を流した後は自販機のビールを飲んで、夕食に備える。

夕食は大食堂。「キリストの涙」という赤ワインで乾杯。宿泊料に比べて料理は 質素。いや質素すぎる。ここは料理を期待してはいけないのだ。女将さんがひと つひとつのテーブルを回って挨拶をしている。私たち一行のテーブルに来ると、 泉質について自慢が始まった。万座の温泉を引いている中ではうちが一番だ、隣 のプリンスまでが源泉そのまま。少し離れると加熱が必要。草津は循環が多くな っている。掛け流しは湯畑の周りだけ、とのこと。草津でも湯畑の周囲以外は循 環が多いとは初耳であった。

夕食後ロビーではオーナーの泉堅(いずみ けん)さんのショーが始まった。演 歌歌手でCDを出しているそうだ。客とのデュエットコーナーもある。ただはた して客がこのショーを望んでいるかは分からない。

冷蔵庫は空っぽで売店か販売機から自分で飲み物を買ってきていれるようになっ ている。冷蔵庫が自動的に閉まる(旅館の会計上、朝8時頃いきなり冷蔵庫がロ ックされることがある。)ことはない。

翌朝、極楽湯という見晴らしのよい露天風呂に行ってみた。館内を歩いてはいけるが本当に遠い。 階段を下がったり、上ったり、大変だ。玄関を出て外から行ったほうが早い。た だし小さな子供連れの方は注意必要。傘をさして雨の中を歩く。程よい広さの露 天風呂には誰もいなかったので独占だ。ただ板垣もあり、雲が低く降りていたの で見晴らしはイマイチ。晴れた日は確かに気持ちがいいだろうなー。

  さらにホテルの下、ここも部屋から歩いて7〜8分はかかりそうなところに「湯元  日進館」という古い木造の別館がある。ここに鉄湯とラジウム湯がある。男女入 れ替えなんだが、このお湯に入るために万座へくる人もいるというくらい成分濃 厚な温泉。ただ大人10人も入れば一杯になるくらいの内湯。やや熱めだったが、 確かに入るやいなや、本館のお湯とはすこし違うなと感じる。お湯が肌になじみ じわじわと浸透してくる。浸透力が違う。すぐに体はほてり、汗がだくだく出て くるのが分かる。さて帰り道、娘が雨の道で転んでしまい、泥だらけ。 もう一度、「長寿の湯」へ向かうはめになった(笑)。



朝食はバイキング。内容はそのへんのビジネスホテルと変わらない程度。おいお い、それはないだろう〜とぼやきながらも、温泉が良かったので許す。身体に 硫黄臭をたくさんしみつけて我々一同は万座温泉を後にした。

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