宝川温泉 汪泉閣 群馬県


宝川温泉 汪泉閣 国内最大クラスの大露天風呂

宝川温泉 汪泉閣(立ち寄りで利用)
日付:2004年5月9日
電話:0278-75-2611 予約直通 0278-75-2121
泉質:弱アルカリ性単純泉 無色透明 微香
自家源泉:4本 湧出量  源泉温度:70〜43℃
湧出量:毎分 1,800リットル 湯温: 適温〜ぬるめ
風呂の種類:露天風呂 4(内女性専用1 他混浴) 
料金:立ち寄り 1500円 (バスタオルのレンタル有200円)
効 能:神経痛 冷え症 関節炎 うちみ 筋肉痛 慢性消化器病 など
URL: http://www5.wind.ne.jp/TAKARAGAWA/
客室数(汪泉閣):和室 42室  収容 150名
日帰り:午前9時より 午後4時まで  休憩所、食堂有り

開放中の藤原ダム、写真ではイマイチだが豪快でした。関越道水上ICを降りて、30分。看板に従って宝川温泉へ。藤原ダムが開放 されていて、凄い量の水が藤原湖から落ちている風景に圧倒された。ここは利 根川の上流で、奥利根と呼ばれている。

日帰り温泉受付のある「宝川山荘」宝川温泉にある汪泉閣(おうせんかく)はその一軒宿である。山道を抜けると 視界に温泉施設が開ける。どれが汪泉閣なのだろうか、と迷うが実はこれ全体 が汪泉閣なのだ!汪泉閣を中心に温泉場全体がいわば天然温泉テーマパークの ようだ。入ってすぐ左側にある日帰り温泉施設、宝川山荘で料金1500円を 払い、風呂へ向かう。薄暗い通路のあちこちに、昔の農具、古いおもちゃ、骨 董品、白黒写真、壊れた時計、仏像などが無秩序・無造作に置かれている。な んなんだー、ここは?人の記憶の襞(ひだ)に、時間を止められてはりついた ものを取り出してきて、ぶちまけたような空間。ドラえもんの4次元ポケット か。あるいは、寺山修二/フェリーニ的な回帰の世界。そういえば、温泉とは 母の羊水のようなものだ、と誰かが言っていたっけ?

なんと表現してよいか分からない空間が続く。無秩序かつ無造作に置かれた数々のオブジェ。

そんな異質の世界をさらに進むと明るい外に出る。ツキノワグマが数頭、オリ の中で飼育されている。昔、熊と一緒に風呂に入るパフォーマンスが行われて いたらしく、当時の白黒写真が飾ってある。その熊使いの男が私の妹のダンナ に似ていて笑った。 熊と湯浴みする男性の写真 猿と一緒というのは聞いたことがあるが熊と一緒か。。。 いずれにせよ、風呂に入るまでの演出が凝っている。

宝川の渓谷に沿って配置された混浴の露天風呂は通路から丸見えだ。そして、 大きい。100畳の風呂が2つ(「摩訶の湯」、女性専用の「摩耶の湯」)。 50畳の風呂が1つ。釣り橋を渡って渓流の対岸に200畳の風呂(子宝の湯) が1つ。合計4つある。タオルを巻きの女性の姿も見える。まずは「摩訶の湯」 へ。これだけ広い露天なのに湯温はちょうどよい。湯口からの距離で熱い場所 とぬるい場所がある。ぬるいところはかなりぬるく、子供たちも喜ん でいる。湧出量は毎分1800リットル。一つの旅館でこれだけの湧出量は日 本でも5本指に入るといわれている。伊香保温泉すべての旅館の湯量より多い のだ。

宝山山荘を抜けてまず目にするのがこの摩訶の湯だ。100畳。  摩訶の湯への源泉口。ここから木筒を伝って源泉が湯船に流れ込む。  摩訶の湯

掛け流された湯はじゃんじゃん渓流へ落ちていく。渓流の音と渓谷の緑の中に 立ち込める湯煙、池のように広い露天風呂、これは贅沢だ。ビールをクーラー ボックスで持参して、湯につかりながら飲んでいる人もいる。おいおい、風呂 に入りながら煙草を吸っている者までいるぞ。子供はプールに入っているかの ごとく泳いでいる。しかし、この露天風呂の広さが全てを許してくれる。うち の息子はよその子供とすぐ友達になるので、すでに同じくらいの歳の子とつ り橋を渡って対岸の最大の露天風呂、「子宝の湯」(200畳)へ行ってしま った。

摩訶の湯から、脱衣所をはさんで反対側にある般若の湯。50畳。少し熱めだ。  つり橋を渡り、渓流の対面にあるのがこの子宝の湯である。湯はぬるめで200畳の広さ。家族連れのパパ、ママ、子供たちが多い。子供にしてみればプールのようなものだ。  摩訶の湯。幻想的な感じがいいですね。このサイトの各ページのタイトル部分の背景画像として使用しています。


いくらなんでも小さな子供を対岸に放っておけないので私もタオルを腰に巻い て、つり橋を渡り、子宝の湯へ。その距離、200メートルくらいかな?身体を 冷やすのにちょうど良い距離だ。ここはかなりぬるく、長湯ができる。子供たちもこの風呂が一番気に入ったようだ。渓流の音を聞きながら目をつ ぶると眠ってしまうのではないかと思われるくらい気持ちよい。

摩訶の湯  汪泉閣本館を臨む

休憩施設の食堂で湯上りのビールを飲む。ぶはー。これが最高。そしてざるそ ばを食べる。身体の中の不純物が一度に燃焼して排出されているかのごとく汗 が出てくる。腹ごしらえが終わると、もう一回、風呂へ。寺山修二/フェリー ニ的な異様な空間を再び通りぬけて明るい露天風呂へ。混浴へ挑戦してやって きたカミサンが言うには女性専用露天風呂は湯がぬるすぎて風 邪をひいてしまうとのこと。そうなのだ、混浴風呂を広く開放していて、その 傍らに女性専用風呂がある場合、かなり高い可能性で女性専用風呂はイマイチ なのだ。奥鬼怒の女夫渕でもそうだった。まず板垣で囲まれていて景観が悪い。 さらに湯が極端にぬるかったり、逆に熱かったり。だから、混浴があれば、女 性はがんばって混浴に入ってみよう!

多くの名湯、秘湯には混浴が多い。良質の温泉につかろうと思うなら、混浴は 避けて通れない。まあ、中には湯ではなく混浴という行為を目的に来る輩(や から)もいるが、気にしてはいけない。女性ならバスタオルで全身を包んで入 るので、まず見えることはない。また多くの混浴風呂は女性のバスタオル巻き を認めている(扉温泉のように禁止しているところもある。使用したバスタオ ルを置き去りにする利用者が多いからだという。)若い女性の間でも混浴風呂 が流行っているが、これは、名湯・秘湯ブームの中、若い女性がリアルな温泉 を求めるようになったことの現れだろう。実際、白骨温泉の人気宿、泡の湯は 若い女性だけのグループが多い。彼女たちは低料金の格安パックで箱根あたり の循環風呂に入っても心身が癒されないことに気づいたのだ。

宝川温泉は各露天風呂に脱衣所があるが、風呂間の行き来は裸(というかタオ ル巻)のままでOKです。

今回は立ち寄りで来たが、近いうちに泊まりで来るぞ、と心に誓い、温泉を後 にするSKR2であった。(しかし、休前日は数ヶ月埋まっています。)

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